二十日目API

ついに二十日目。華僑だ。きっと世界各地で商売をして中国人街を…ってちゃうわ!
コホン。ついにあと3分の1という佳境に突入した。んで今回のオベンキョはAPI。「あぷりけーしょんぷろとこるいんたーふぇーす」ってやつ。


OS「ん?アプリケーション君なんだねこの表示は?」

アプリ「ああ、それ私が表示しておきました。なかなか綺麗にできてるでしょ。」

OS「バカモン!画面に表示するときはちゃんと私に報告しなさいとアレだけ言っているだろ!!」

アプリ「ええ、でもそのほうが手っ取り早いと思って。」

OS「手っ取り早いのはそうかもしれない。しかし考えてもみてくれたまえ。画面に表示したいのは君だけじゃないのだ。コンソール君もメモ帳君もみんな画面に表示したいのは同じだ。しかしそこで君が突然再描画なんてしてしまったら彼らはどうするんだね?」

アプリ「彼らは彼らで表示したらいいんじゃないですか?」

OS「わかってないな君は。君たちが表示するのはいいとして誰がそれを見るんだね。君たちが満足かどうかんんてのはどうでもいいことだ。お客様が満足していただけるかどうか?っていうのが一番重要なのだよ。」

という感じで、本来画面に表示したりファイルに書き込んだりとハードウェアを直接叩くような行為はOSだけに認められた特権行為で、アプリケーションはOS様にお伺いを立ててそれをやってもらわなければいけないわけやけど、そのお伺いの仕方がAPIってやつ。今回は文字を表示するAPIを作った。久々にアセンブラで一文字表示するための命令を作ってそれをC言語から利用できるようにした。

アセンブラで全部書いてもかまわないわけやけど、多分川合さんはなるべくアセンブラを使わずに書きたいんやと思う。んで俺もアセンブラよりはCで書いてくれてたほうが理解しやすい。わざと失敗させる過程みたいなんもやってくれてて、ホント勉強するにはいい教材だなぁ。