二十一日目 OSを守ろう

OSを守ろう!というタイトルです。
OSを守ろうと言っていますが守りたいのはシステムそのものやあるいはハードウェアだったりします。


「守りたいのは9課の看板ではない。」


と荒巻さんが登場しそうな場面です。


で実のところ何をしたかというとアプリに使えるメモリ領域とOSが使うメモリ領域を分けて、OSの機能がどうしても必要な時はOS様に頼み込んでそれをしてもらうようにするわけです。そんで悪いアプリがOSの領域にアクセスしようとすると例外を発生させてアプリを殺してしまうのです。おお、OS怖い!


そんな今日の範囲の感想ですが、久々にアセンブラ。もうアセンブラ。MOV AX,[ESP+4]とかってね。アセンブラでミスってしまうとデバッグがやたらと難しいのがきつい。MOV EAX,EBXをMOV EAX,EXBとでも書いてしまった日にゃ、しっかりとQEMUが真っ暗なまま止まってしまいます。NASKも(この本で使うアセンブラ)もせめてどこでエラーが出たか報告するぐらいしてくれればありがいのですが、NASK Error 1みたいにエラーの数しか出てきません。きつい!これはきつい!


この本に挑戦する方はとりあえずdiffとCVS(あるいはsub version)を使うことを二十一日目にしてお勧めします。