玄箱にDebianをインストール-続き

前回で一応まがりなりにDebianが動くようになったわけやけど、それだけじゃまともに使えないのでなんやいろいろ設定せなアカンのよね。

    • とりあえずdebianの基本設定。
# base_config

なんかいろいろ質問が出てくるから適当に答える。

    • sshをインストール
# apt-get update
# apt-get upgrade

ここでうまくできんかったらbase_configでaptの設定がちゃんとできてへんってことで、apt-setupを実行してもう一回設定のやりなおしをしてみる。

  • debianのネットワークを設定
    • /etc/network/interfaceをエディタで開いて
auto lo
iface lo inet loopback

auto eth0
iface eth0 inet static
  address 192.168.11.150
  network 192.168.11.0
  netmask 255.255.255.0
  broadcast 192.168.11.255
  gateway 192.168.11.1

こんな感じにする。gatewayとaddressは自分の環境に合わせて適当にIPアドレスをふってやってください。

    • debian側のネットワークを起動する。
# /etc/init.d/networking restart

するとその接続は終了するのでもう一回ログインしなおしてみる。
addressの設定をミスってるとここで二度とログインできなくなってもう一回セットアップしなおしなんて事態になるかもしれないからゆめゆめ油断なさらぬよう申し上げておきます。

    • exitで一端制御を元の玄箱に戻して玄箱オリジナルの設定やらを引き継ぐために必要なファイルをコピーする。
@KURO-BOX #cp -a /lib/libls.so /var/chroot/sarge/lib/libls.so

みたいな感じ。必要なファイルは

  • /lib/libls.so
  • /usr/sbin/ppc_uartd
  • /lib/modules/2.4.17_mv121/
  • /www/script/
  • /etc/melco/
  • /etc/init.d/ppc_uartd
  • /etc/fstab

辺り。

  • これで一端Debianの設定やらは終了したので、tarボールにしてshareにおく。
@KURO-BOX # cd /var/chroot/sarge
@KURO-BOX # tar -zcvf debian_kurobox.tar.gz *
@KURO-BOX # mv debian_kurobox.tar.gz /mnt/share


さて、書くのが面倒になってきたんで今日はここまで。次回は作ったtarボールをhda1上で展開して完全にDebianにしてしまったりなんかしちゃったりして。